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STORY02
特許取得

特許取得の取り組みから
売上を創り出す

特許を取得し、付加価値ある製品を開発したい。――お客様からこんなご依頼をいただいたのは初めてだった。時間的な制限もあり、その時点でまったく全貌が見えていないことから、安易に請けられる案件ではないとも思えた。お断りすることも考えられたが、上司とも相談のうえチャレンジすることになった。

Profile

アピ株式会社
本社営業部 営業2課

※プロフィール情報は取材時
(2021年2月現在)のものです。

特許を取って終わり、ではない付加価値を

このプロジェクトに向け集められたのは、研究開発・技術開発などのメンバーを含めた5人の社員でした。今までアピで研究してきていた中から候補になりうるものをピックアップ。期間も限られている中で、途中で頓挫するわけにはいかないため、同時並行でいくつかに取り掛かることにしました。
上司からのアドバイスもあり、候補となる研究内容の基準は「お客様の利益に繋がるもの」。このことを念頭に置き、どの商品に活かすことができる特許なのかなど、「使える特許」にするために議論を重ねました。

それぞれの専門性を活かし合い、特許取得へ

今回のプロジェクトを成功させるための1つの要素に期限がありました。期間が決められた中、どうやって特許取得を実現するか。研究にかかる期間を逐一確認して進めるだけでなく、知財部とも連携を取り、申請をなるべく早くするための工夫をするなど、スケジュール管理が重要なポイントでした。
その結果、期限内の特許取得を実現。正直、試験や研究にどれくらいの期間が必要なのか、営業である私には分からないことばかりでした。しかし、それぞれに携わるメンバー1人ひとりの目標に対する思いが、この成功につながったと思っています。

研究開発というアピの武器から売上を創り出す

「使える特許」にこだわったのは、この特許を商品の付加価値として活用するため。営業として、このことは強く意識してプロジェクトに臨んでいました。特許取得の段階から成分の配合量と原材料費のバランスを常に確認し、お客様が販売する商品の原価の考察も欠かせませんでした。
そのような取り組みの結果、この商品は現在もアピで製造しており、大きな売上に繋がっています。研究や技術部門など各部門が自らの役割を理解し、1つの商品開発に取り組む、そんないい経験になりました。

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